soba


昔ながらのお蕎麦屋さんに行くと、お蕎麦と同時または食べ終わる頃に、
「そば湯」という飲みものを出してもらえます。


温かいそば湯は白く濁ったような色がついていて、若い世代の方は、
「そば湯って何?」、「そば湯の飲み方が分からない」そんな人も多いそうです。


今日は、そんな「そば湯」の正体と、そば湯の由来、飲み方について、
詳しく紹介していきたいと思います。


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白く濁ったお湯…?そば湯とは一体何なのか?



そば湯とは、お蕎麦を茹でた時の茹で汁のことです。
少しとろみがかったそのお湯は、お蕎麦についている粉やお蕎麦の成分が溶け出し、
とても栄養価の高い飲みものとして知られています。


最近では、蕎麦粉そのものをお湯で溶いたものをそば湯と言うこともあるそうですが、
一般的には、お蕎麦の茹で汁のことを「そば湯」といいます。

率先して飲みたい!そば湯に含まれる栄養価


お蕎麦は非常に栄養価の高い食べものです。
お蕎麦に含まれている栄養素は水溶性のものが多いので、水に溶けやすく、
茹で汁には多くの栄養が含まれています。


例えば、ビタミンB1やビタミンB2、食物繊維、ルチン、タンパク質などです。


食物繊維には、便秘を解消する効果、ルチンには、血液をサラサラにする効果があり、
美容・健康ともに良い栄養成分がたくさん含まれているので、
お蕎麦屋さんでのお食事の後は、しっかりそば湯まで楽しんでみてください。

お蕎麦が有名な長野県は長寿県



長野県は、とてもお蕎麦が有名ですが、長寿県としても知られています。
長寿県である理由は他にもたくさんありますが、お蕎麦を食べる機会が多いことも
理由の一つとして良く挙げられています。


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そば湯が飲まれるようになったのはいつから?



関東を中心に広まったそば湯を飲む習慣は、信州より始まりました。
先ほども紹介した通り、信州とは現在の長野県のことで、江戸時代の頃から、
お蕎麦の後には、茹で汁(そば湯)を飲むようになりました。


今のお蕎麦屋さんと言えば、お蕎麦の他に天丼などのご飯ものをしていたり、
うどんがあったりと、「飲食店」として地域に根付いていますが、
江戸時代のお蕎麦屋さんはいわゆる何でも屋さんで、薬も置いてあったようです。


具合の悪い時には、お蕎麦屋さんでお蕎麦を食べ、そば湯で体を温め、
薬を買って帰り、ぐっすり眠る、これが江戸時代の信州での体調の治し方
でした。


正しいそば湯の飲み方とは?



そば湯の飲み方の前に、そば湯とは、お蕎麦の茹で汁のことであり、
乾麺や茹で麺、うどんの茹で汁などは、そば湯ではないことに気をつけてください。
これらは、塩分が多く含まれるなど、そば湯の健康効果は得られません。


また、お蕎麦屋さんにいったら必ずそば湯を提供してもらえるわけではないです。
老舗ほど提供してくれる店舗が多いですが、必ずではありません。


そば湯は、お蕎麦が出てきたタイミングまたは食後あたりに出てきます。
おすすめは、食後に「あがり」として飲むことですが、
食事と一緒に飲んでも問題ありません。お好きなタイミングでどうぞ♪


もし、お蕎麦屋さんでそば湯が出てこない時は…
「そば湯の提供はありますか?」など、尋ねてみると良いでしょう。

そば湯の飲み方と入れ物の名前


そば湯は、大きい急須が角ばったような入れ物で出てきます。
この入れ物は、「湯桶」(ゆおけ、ゆとう)と呼ばれています。


この中にそば湯が入っています。
ふたを開けてみると、茹で汁なので、白く濁っているのが分かります。


湯のみが一緒に来ることもありますが、一般的なのは、もりそばやざるそばなどの
お蕎麦を食べた後の残りのつゆに入れて飲む方法です。
余ったネギやわさび、天かすなどの薬味と一緒に飲むと、とてもおいしいです。


そば湯とそば茶は違うものなので、お湯を飲むことに抵抗のある人もいますが、
そば湯は、そのまま湯のみについで、つゆを混ぜずに飲む方法もあります。


そば湯のおいしいお店はお蕎麦の名店!などともいわれるくらい、
そば湯に重きを置いている方もいらっしゃいます。


なかなか作法を知らないと飲みにくい飲みものではありますが、是非、
お蕎麦屋さんにいったら、そのお蕎麦の「そば湯」までしっかり、
味わってみてください。