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日本には多くのことわざがあります。
古くから伝わることわざには、さまざまな昔の人の知識や教訓が詰まっています。


ことわざの中には、大人でも難しく意味を知らないものが多くあります。
また、数が非常に多いので、大人でも知らないことわざはたくさんあります。


今日はその中から「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざをピックアップし、
その意味について、分かりやすく紹介して行きたいと思います。

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秋茄子は嫁に食わすなとはどんな意味?


秋茄子は嫁に食わすなということわざの意味は、
憎たらしい嫁には、おいしい秋茄子を食べさせるのはもったいない!
という舅、姑目線のことわざだと言われています。


また、秋茄子を嫁に食わすなということわざは東日本の言い方で、
西日本では、秋茄子(あきなすび)嫁に食わすなという言い方をするそうです。

同じ意味のことわざは?


秋かます嫁に食わすな、秋鯖嫁に食わすな、五月蕨嫁に食わすななど、
季節のおいしい食べものをあげ、嫁に食わすなとつける、
同じ意味を持つことわざがあります。



どれも、舅、姑から見た嫁へのいびりのような句であり、
古くの厳しい家族制度から生まれたことわざだとされています。


しかしその一方で、このことわざは、嫁いびりとは逆で、
嫁の体を心配する意味があるとも言われているんです。

嫁いびりでなく、嫁を心配することわざ?


秋茄子は、本来は夏野菜であるナスを真夏に大きく切り戻し、
株の元気を回復させ、秋に元気の良いナスを実らせて食べられます。


本来は夏野菜であるナスは、水分量が高く、体を冷やしてくれます。
キュウリ同様、夏バテしやすい真夏にピッタリな野菜なのですが、
女性は、体を冷やすと体調が悪くなってしまうと考えられていたので、
秋茄子は嫁に食わすなということわざは、嫁の体調面を心配する句だとも
言われています。


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また、秋茄子は果肉部分に種子が入りにくいことから、
種ができにくい=子宝に恵まれなくなると考えられる意味合いもあり、
大切な嫁に食べさせてはいけない、という意味もあるようです。


本来は、憎たらしい嫁に食べさせるなという嫁いびりの意味が正解ですが、
こういったプラスに捉える理由も良く紹介されています。


秋茄子は夜目に食わすなが正解?


ことわざの語源はさまざまあり、上記のように、嫁をいびる意味か、
嫁を心配する意味か、真逆の意味で考えられることもあります。
古くから伝わる言葉のため、正確なところは分かっていないというのが現状です。


また、秋茄子は嫁に食わすなということわざと調べていくと、
さらに驚きの真実があることが分かりました。

嫁じゃなくて夜目?


私はずっと、秋茄子は嫁に食わすなと覚えていたのですが、
とあるテレビでは、本当の意味・語源は、秋茄子は夜目に食わすな、にある
とされていたんだそうです。


え~、ずっと嫁だと思っていたのに、夜目という説もあるのか…。ビックリです。
けど、調べてみる限り、秋茄子は嫁に食わすなの語源もたくさん出てくるので、
”諸説あり”ということなのだと思います。


秋茄子は夜目に食わすなの夜目というのは、ネズミのことを指します。


秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも
これは、鎌倉時代の和歌集にある歌のフレーズです。


わささというのは、若酒のことで、酒粕につけたおいしい秋茄子を
しっかり漬かるまで棚に置いといても良いが、ネズミに食べられないように!
という教訓を歌った和歌なのだそうです。


実際のところ、嫁いびりという意味なのか、はたまた、嫁を心配するものなのか、
それともネズミに食べられるなという昔の人の教訓なのか…


真相は分かりませんが、秋茄子は嫁に食わすなということわざは、
現在、嫁に食べさせないという意地悪な意味で使われるのが一般的です。
補足として、他の語源・理由も覚えておくと、物知りになれちゃいますね★