うちでは、クリームシチューをご飯にかけて食べています。
カレーライスと同じように、平皿にご飯を盛り、シチューをかけて食べます。


けど、この食べ方って実は少数派の意見なようですね。
小さい時から、この食べ方をしてきたのでなんの疑問にも思いませんでしたが、
「ご飯にかけるなんてありえない」、「シチューはスープ代わりでしょ?」と、
”かけない派”が多いのだそうです。


ビーフシチューも同じようにご飯に”かける派”のうちですが、
正しいクリームシチューの食べ方とは、どんな食べ方なのでしょうか?
マナーの観点からも調べてみることにしました。



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クリームシチューはどこの国の食べ物なの?


クリームシチューやビーフシチューなどの「シチュー」といわれる煮込み料理は、
フランス料理のラグーとよばれる料理がもとになっている料理名です。


とくに、クリームシチューに至っては、ラグーをもとにした料理であるものの、
ほぼ、日本料理(和食)だと紹介されていることがほとんどです。



ちなみに、日本には既に大正時代にはあったとされる食べ物ですが、
現在のように人気になったのは、昭和41年にハウス食品より、
「クリームシチューミクス」が販売されるようになってからなのだそうです。


世界中には、野菜や肉を使った煮込み料理がたくさんありますが、
とろみのある日本のクリームシチューに近いものは珍しいです。

クリームシチューはご飯に合うように作られた?


クリームシチューは、第二次世界大戦後の困窮した生活の中、
子供たちの給食として出され、栄養補給に一役かっていました。


その後販売されたハウス食品の「クリームシチューミクス」もまた、
フランスなどヨーロッパのラグーを参考にしつつも、
”ご飯に良く合うシチュー”を目指して作られたものなのだそうです。


クリームシチューの正しい食べ方とマナーについて


まず、フランス料理をはじめとする、ヨーロッパの煮込み料理の食べ方ですが、
野菜や肉をナイフとフォークで食べ、シチューはスプーンですくって食べます。


ご飯といっしょに食べるものでも、ご飯のおかずとして食べるものではないので、
ご飯にかけて食べる食べ方は、ありえない組み合わせ、マナー違反でもあります。



そのため、フランス料理などの西洋の料理の場合は、
ご飯といっしょにシチューが出てくることは、まず、ありえません。


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では、パンと合わせるのは良いの?という声が聞こえてきますが、
ラグーは、主食と合わせて食べるものではないので、パンとも合いません。


どちらかというと、前菜のあとに出てくるスープに近い食べ物なので、
”ひたパン”(パンをシチューにつけて食べる食べ方)もマナー違反です。



ただし、フランス料理ではお皿に残ったシチューの残りやソースを
パンにつけて食べるのはマナー的にもOKとされています。


つまり、フランス式に乗っ取る場合は、ご飯にかけることはおろか、
主食として、パンといっしょに食べるのも、NGということになります。
もちろん、分けて”おかずとして食べる”のも、ありえない!ということになりますね。

日本式ではどのような食べ方をするのがマナーとして良いの?


うちでは、クリームシチューもビーフシチューも”ご飯にかける派”ですが、
良く考えてみると、外でも食べる機会のあるビーフシチューは、
ご飯にかかって出てくることはありません。


ビーフシチューは、ビーフシチューとして単体で出てきます。
もちろん、日本での話なので、パンやライスといっしょに注文はしますが、
ご飯にかかって出てくることはないので、これが、正しいのだと思います。


あまりクリームシチューを外で食べる機会は早々ないですが、
同じシチューと考えると、ホワイトソースかブラウンソースかの違いですので、
クリームシチューもライスとは別に出てくるのが普通だと思います。


そのため、外食される場合は、ビーフシチューやクリームシチューを、
ご飯にかけて食べるのはナンセンスなのかも知れません。



しかし、家では別、ですね。
私は、お恥ずかしながら、カレーに生卵を入れることもあります(笑)
決して外ではやりませんが、マナー的に良くありません。


ご飯の上にお味噌汁をかけて食べる人もいると思います。
これも、外ではしませんが、家ではついやってしまうメニューの一つです。


クリームシチューをご飯にかけて食べるというのも同じで、
マナー的に言えば、決して正しい食べ方とは言えないのかも知れませんが、
家でやる分には、全然OKで、一番自分がおいしい食べ方をしたら良いと思います。