母の日は、毎年5月の第二日曜日です。
毎年決まったこの日が近づくと、幼稚園や保育園などでも、
子供たちが母の日のプレゼント作りをはじめます。


ママの似顔絵や感謝のお手紙、カーネーションの折り紙など、
我が子の心のこもったプレゼントにとても嬉しくなるイベントです。


カーネーション


その一方で、「どうして母の日はママに感謝するの?」と
不思議に思う子供も少なくありません。



確かに言われてみれば、何故「母の日」が出来たのでしょうか?
大人でもあまり知らない母の日の由来について、
子供にも分かりやすく紹介していきたいと思います。


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母の日はアメリカ生まれのイベント


母の日は日本だけではなく、世界各国で行われているイベントです。
その起源になっているのは、「アメリカ」です。


アメリカで母の日がはじまったのは、今から100年以上前、
1908年のことでした。


アメリカのウエストバージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスさんの母、
アン・リーブス・ジャービスさんが亡くなりました。


乳児死亡率の低減に関する社会活動や、
南北戦争のときの、南北双方の看護師として動いていた人で、
まさに”アメリカ国民の母”だったナイチンゲールのような人です。


そのアン・リーブス・ジャービスさんが好きだったのが、カーネーション。
娘のアンナ・ジャービスさんは、母の追悼式典において、
白いカーネーションを参列者に1本ずつ配り、母へ最期のプレゼントをしました。


これが、1908年の5月10日。
この年の5月の第二日曜日に当たる日でした。


このあと、娘のアンナさんが「母の日」を祭日にする活動を行い、
2年後の1910年にはウエストバージニア州において、
さらに2年後の1912年にはアメリカ全土において、
5月の第二日曜日が「母の日」と定められるようになりました。


これが母の日の由来・起源です。
しかし、このまま子供に説明しても、ちょっと難しいですよね。
子供向けの簡単で分かりやすい由来も紹介します。

子供向け!母の日の由来は?


娘のアンナさんは、母が亡くなった時にきっと、
「もっと、生きている間にお母さんに感謝すればよかった」
と思って、この活動を起こしたのだと思います。


母の日は普段伝えきれない”ありがとう”を伝える日なので、
子供に「何で母の日はママに感謝する日なの?」と聞かれたら、


〇〇ちゃん(〇〇くん)は、ママのこと好き?
ママは、〇〇ちゃん(〇〇くん)のことが大好きだから、
ご飯を作ったり、お洗濯をしたり、頑張るんだよ♪


だから、母の日は、大好きなママにいろいろしてくれて「ありがとう」
って伝える日なんだよ☆



と教えてあげます♪
ママも、お祖母ちゃん(ママのママ)に感謝しなきゃね☆
とお祖母ちゃんの話をしてあげても分かりやすいと思います。


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母の日に赤いカーネーションを贈る理由は?


母の日の由来になった、
アン・リーブス・ジャービスさんの追悼式典では、
白いカーネーションを贈ったと言われています。


しかし、母の日と言えば、やはり赤いカーネーションですよね?
何故、白ではなく赤のカーネーションが主流になったのでしょうか?



理由はとても簡単で、アン・リーブス・ジャービスさんが故人だったためです。
故人に白い花を贈ったのが母の日のはじまりなので、
お母さんが健在の人は、赤いカーネーションを贈ろう!となったんです。



また、赤いカーネーションが定番になったのは、
キリストとマリアにも関連しています。


もともと、カーネーションというお花は、
キリストが十字架に掛けられた際に、
聖母マリアが落とした涙から咲いた花だと言われています。


その時のカーネーションの色が白。
赤はキリストの体から流れた血の色とされていて、
母性愛に溢れるマリアの意味があります。



日本における「母の日」もまた、はじめは、
故人には白いカーネーションを、と区別して贈る習慣だったそうですが、
母が亡くなった子供に配慮するべきだ、という声が大きく、
母の日=赤いカーネーションという図式になっていったようです。

近年は赤いカーネーションでなくても良い?


近年の母の日は、いろいろなカラーのカーネーションも増え、
それぞれのカラーには、意味が込められています。


先ほど紹介した赤は、母への愛、白は亡き母への偲び、
ピンクは感謝、青は幸福、紫は誇りなどの意味があります。


ただ、あまり良い意味ではないカーネーションの色もあるようですので、
そのあたりはきちんと調べて購入するべきです。



また、余談ではありますが…。カーネーションというお花は、
ナデシコ科、ナデシコ属に属しているお花です。


日本には”大和撫子”の意味もありますので、偶然かも知れませんが、
母へ贈るお花がカーネーションなのは、日本らしいとも言えますね。


母の日は、母を思う子供の優しい心が生んだイベントです。
由来はとても深く、子供に分かりやすく説明するのは難しいですが、
母の愛を知り、母へ感謝を伝える日ということが伝われば、
充分だと思います♪