和菓子


和菓子の日は、毎年、6月16日です。
1979年(昭和54年)、全国和菓子協会がこの日を記念日に制定しました。


こういった記念日は、「語呂合わせ」になっていることが多いです。
2月22日は、”ニャンニャンニャン”で、猫の日、
4月18日は良い歯(418)の日、11月22日は良い夫婦(1122)の日といった具合です。


しかし、和菓子の日は語呂合わせにはなっていません。
なぜ、6月16日が”和菓子の日”になったのか?それにはちゃんと由来があります。


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6月16日が和菓子の日に制定された理由と由来



話は、平安時代の中期にまでさかのぼります。仁明天皇の時代です。
この時代、国内には疫病(えきびょう)が蔓延してしまいました。


そこで、仁明天皇は年号を「嘉祥」(かじょう)と改め、
菓子や餅を神前に備え、疫病避け、健康招福をお祈りしたそうです。
この日が、6月16日です。


さらにこの行事は、江戸時代に、「嘉祥の日」(かじょうのひ)として広まりました。
厄除け、招福を願い、嘉祥菓子が食べられるようになりました。


和菓子の日が6月16日になったのは、この行事に由来しています。
今は、洋菓子も一般的に食べられるようになりましたが、
「日本の食文化」の1つとして、和菓子を後世に伝え残す目的もあるのだそうです。


和菓子の日の直近の週末には、明治神宮にて、和菓子の無料配布も行われているそうです。
その場で作られた、出来たての和菓子を食べることができるイベントです。


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6月の和菓子



和菓子の日付近になると、嘉祥菓子を販売する和菓子屋さんも多いです。


嘉祥菓子の「嘉祥」とは、めでたいことを指し示すことばです。
嘉祥菓子はその名前の通り、紅白のカラーが使われたものなど、
縁起の良い和菓子が並びます。


とらやさんや、たねやさんの嘉祥菓子は特に人気です。


また、嘉祥菓子とはまた別のものにはなってしまいますが…
京都では、6月の和菓子として、「水無月」(みなづき)がとても人気があります。


外郎(ういろう)の上に、あずきが乗っている三角形の和菓子です。
嘉祥菓子ではなく、6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に食べられるものですが、
和菓子の日のある、6月限定のお菓子でもあるので、おすすめです。


また、夏越の祓(なごしのはらえ)も、一年の半分を経て、
残り半分の無病息災を祈願する行事ですので、意味合い的にも良いです。


私は、洋菓子も好きですが…和菓子もとても大好きなので、
6月16日は、和菓子を食べる日として、嘉祥菓子を準備するつもりです。


最近は洋菓子ばかり目につきますが…やっぱり、日本の和菓子も良いものですよね。


セブンイレブンの和菓子の日



手土産などに和菓子屋さんを利用したことがある人は年々減ってきています。
40代~50代の方に街の和菓子屋さんと言えば?
と問うと、何店舗か頭に浮かぶものですが、20代の若い世代の人たちは、
自分の生まれ育った街でも、和菓子屋さんが分からなかったりします…。


でも、和菓子が嫌いというわけではなく、和菓子はコンビニでも買えるから、です。
もちろん、年々あんこが嫌い…といった世代が増えてきているのも事実ですが、
コンビニで手軽に買えるので、和菓子屋さんに行くというシチュエーションが
徐々に減ってきてしまっているのです。


王手のコンビニチェーン、セブンイレブンでも和菓子の日には、
しっかり大福や、お団子、水ようかんなどの和菓子が並んでいます。


ちょっと寂しい気持ちもありますが、手軽に買えるようになったことで、
和菓子、和スイーツへの興味が高まると嬉しいですよね☆