野良猫


3月20日、京都府京都市にて、動物に関する新たな条例が可決、成立しました。


この条例は、飼い主のいない動物に対して、不適切なエサやりを行うのを禁ずる条例です。
近年、動物の中でも特に、”野良猫”を巡るトラブルが増えてきています。


エサやりはするものの、掃除のお世話はしない、エサを片付けないなど、
不適切な給餌によって、近隣住民の生活環境に問題が出た場合、
エサやりをしている人に対して、”勧告・命令”を行う条例内容です。


たしかに、「かわいい」、「かわいそう」だからと、野良猫にエサをあげる人を見掛けます。
でも、これは、大きなトラブルの原因になります。


勧告・命令があったにも関わらず、違反すると、5万円以下の罰金になります。
この条例は、京都市において、7月1日より施行される見通しです。


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”たった1回”でも、野良猫はそれを、覚えます


1回でも食べ物にありつけることを覚えた猫は、またそこへ訪れます。
これがトラブルの元。やがて、たくさんの猫たちが集まるようになり、
異臭などのトラブルも拡大していきます。


こういった条例が出来る過程には、鳴き声・ニオイなどに関する苦情が
たくさん寄せられていることにあります。


今回この野良猫などの動物に関する条例が出来たのは京都市ですが、
東京都にも、こういった苦情は年間一万件以上も寄せられているのだそうです。


ただ、この条例は”動物愛護”の点からみると、おかしな条例、
動物に対する虐待になるのでは?との声も大きいのが、事実です。


飼い主のいない動物にできることとは?


今、野良猫の対策として、「地域猫活動」というのが広まっています。
去勢手術・避妊手術の他、エサ場、トイレの設置、お掃除、
こういった”お世話”をボランティアにて行っている人たちがいます。


こういった活動は、自治体の助成金や、住民の資金提供などによって行われています。
こういった条例が出来る裏側では、こういった活動も行われているため、
反対意見が出るのも当然と言えば、当然なのかも知れません。


また、こういった活動をされている方が、この条例が出来たことによって、
避難されるのではないか?罰則が及ぶのではないか?と、危惧する声もあります。


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動物との共生に向けたマナー等に関する条例


京都府京都市に3月20日に可決、成立した条例の名前は、
「動物との共生に向けたマナー等に関する条例」という名称になります。


元々は、「動物による迷惑等の防止に関する条例」という仮称だったそうですが、
上手く、野良猫や、野良犬と付き合っていくため…という条例名に変わりました。


京都市は、給餌(エサやり)を一律に禁止する目的の条例ではなく、
適切に行う目的であると、説明しています。
たしかに、そのエサがなければ、餓死する野良猫が出てくるのも事実。


エサやりを行うのであれば、最低限のマナーは守るべき、との条例ってことになりますね。
決して野良猫などの動物の命を軽んじるものではないとしています。


京都市で今後、野良猫のトラブルが減れば、他の地域でもこの条例が広まりそうです。


私の実家の前の家も、野良猫にエサやりする生活が続いています。
私の車のボンネットに乗られたり、糞尿の被害があったり、庭が荒らされたり、いろいろなトラブルがあります。


直に苦情を言いに行ったこともあるのですが…「うちの猫じゃないから」
「野良猫だから知らない」の一点張り。さすがに、これはマナー違反ですよね。


猫はむしろ好きですし、野良猫に対しても「気持ち」はありますが…
こういった迷惑行為になるようなことは、やめてほしいものですね。