スイセン


家庭菜園をされる方が増えている一方で、ニラとスイセンを間違えてしまい、
スイセンを食べ、食中毒になる方が増えています。


先日も、自宅で育てていたスイセンを、同じく育てていたニラと間違え、
食中毒になり、緊急搬送された食中毒の例があります。


中毒事故の例はこの一件だけに留まらず、度々起こっていますので、
ニラとスイセンの両方を育てている方は、本当に注意するべきだと言えます。


そのくらい、ニラとスイセンを見分ける方法は難しく、とても良く似ています。
当記事では、ニラとスイセンを見分ける方法について、また、
スイセンの有毒性について、調べてみました。


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ニラとスイセンはどう似ている?見分ける方法は?


ニラは、緑黄色野菜のひとつで、良く食べられているのは、葉の部分になります。
つまり、スイセンと良く混同される部分も、この”葉”ってことになります。


実際に目で見て確かめてみると、ニラとスイセンは、本当に良く似ています。
”葉”の部分だけを見ると、間違えてしまうのも、ムリないかな?と思えます。


でも、スイセンは”毒草”としても知られている植物ですので、
誤食してしまわないように、注意するべきです。


見分け方としては、葉を良く観察することです。
ニラと比べて、スイセンの葉は大きく、葉の幅が広いのが特徴になっています。


少し厚みのある葉を持つのも、スイセンなので、良くニラとスイセンを見てみると、
その違いに気付けると思います。


ただ、この見分け方ですと、単体である場合に見比べることが出来ないため、
これだけでは、完全に見抜くのは、なかなか難しいです。


また、葉茎も太さが、スイセンの方があります。


ニラらしきもの、スイセンらしきものを、並べて見ると良く分かるのですが、
そういったケースばかりではありませんので、次に見ていきたいのは、”根”です。


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ニラなのか?スイセンなのか?迷ったときは、根を引き抜いてみてください。


スイセンは、球根がありますが、ニラにはそれがありません。
また、ニラの根は、ひげ根になっているので、そこでも見分けがつきます。


さらに、食中毒のリスクを回避するために、においも嗅いでみます。
ニラには、ニラ特有の青々としたにおいがありますが、スイセンは無臭です。
これは、とても大きな違いであり、見分ける方法の中でも最も重要ポイントです。


食べる前には調理を行うと思いますが、ここにも違いがあります。
ニラを切ったときと、スイセンを切ったときの、”葉”が見分けるポイントです。


スイセンの葉は切ると、V字になります。ニラの葉は潰れた円形になるので、
最後の最後、調理する前の再確認として、V字になっていないかを、調べましょう。


1.葉を見る
2.根を見る
3.切った断面を見る


この3つのステップさえ覚えれば、スイセンとニラを見分けることができます。


スイセンは毒草?毒性(有毒成分)について


スイセンの葉は、リコリン、シュウ酸カルシウムなどの毒成分が含まれています。
これが、食中毒が起こる原因になっているので、少しでも口にしないように、
充分注意することが必要です。


こわいのは、その致死量は10グラムとのこと。
たった10グラムのスイセンを口にすることによって、死に至ることもあるわけです。


食中毒の症状としては、吐き気、嘔吐などがあります。
これは、人間だけではなく、犬や、猫などの動物にも毒になっているので、
ペットを飼われている方も気を付けなければいけません。



スイセンの食中毒リスクを減らすには?


根本的に、スイセンとニラは、同じ庭で育てるものではありません。


今回は、葉の部分の毒性から、ニラとの見分け方を紹介していますが、
スイセンの根にあたる部分は、玉ねぎに似ていて、
こちらも中毒事故が報告されています。十分気を付けたいですよね。



なので、ニラ・玉ねぎと一緒にスイセンを育てないのが一番の対策になります。
正直、死亡事故につながる可能性もあるので、育てないのをおすすめします。


一緒に植えずに、別のプランターで育てていても、混ざってしまうこともあり、
中毒事故が起こってしまうこともあり得るのです。


ニラ・玉ねぎと一緒にスイセンは植えないように、食中毒にならないためにも、
どちらか1つにして、楽しんでください。