転覆病


先日、祖父のうちに行ったら、飼っている水槽の中の金魚がひっくり返ってました。
お腹を上に向けてプカ~っと浮いているようで、ときどきは元に戻るのですが、
観察していると、そのほとんどの時間をひっくり返ったまま、過ごしていました。


祖父によると、飼っている金魚(5、6匹)のうち、ひっくり返るのは1匹であること。
また、ひっくり返ったまま、じ~っと動かないこともあるようです。


家に帰って調べてみると、金魚がひっくり返るのは、”転覆病”という病気
であることが分かりました。皮膚に何かあるとか、泳ぎ方がおかしいとか、
エサを食べないなんてことはないようだったので、まさか病気とは…。


先日、お祭りで金魚すくいをしてきて、子どもたちが金魚を飼い始めたので、
余計に気になりました。転覆病の原因や、症状について、紹介します。


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逆さまにひっくり返る金魚は「転覆病」だと思われます


上記の写真は、祖父の家で撮影した転覆病と思われる金魚です。


調べてみると、金魚がかかる病気としては、割と多い病気のようです。
ただ、救いなのは、細菌性の病気ではないので、一緒に飼っている、
他の金魚に伝染することはありません



が、最悪の場合は、死んでしまう病気でもありますので、しっかりと、
ケアしてあげたいところです。


転覆病とは?


金魚がひっくり返ることで分かる”転覆病”は、丸い金魚がかかりやすい病気です。
琉金(リュウキン)や、ランチュウがなりやすいとされています。


そういえば、写真を見ても分かる通り、うちの祖父の金魚も丸いです。


初期段階は、ひっくり返ったり、普通に戻ったりと、正常と逆さまの繰り返しです。
しかし、徐々に逆さまになっている時間が長くなり、体が水の外に出てしまうほど、
浮いてしまうこともあります。


また、症状が悪化すると、体全体に白い膜ができて、やがて衰弱死してしまいます。


転覆病の原因は?


転覆病の主な原因は、エサの与えすぎです。


肥満や消化不良によって、浮袋が圧迫され、正しい泳ぎ方ができなくなり、
逆さまにひっくり返ってしまうんです。


金魚は、エサはあれば、あるだけ食べてしまう生き物なんです。
複数一緒に飼うことが多い生き物ということもあり、食事量が多くなりがちです。


転覆病の一番の原因になっていますので、予防としては、
あまりエサを与え過ぎないようにするのが良いですね。


ただし、先天性、金魚の持って生まれた体質から、浮袋などに障害があり、
転覆病となるケースもあります。


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転覆病の治し方


治療としては、”絶食”が有効のようです。



ちょっと、酷ではあるのですが、一週間ほどエサを与えないでください。
また、塩水浴(0.5パーセント)が効果があるとのことですので、
複数金魚を飼われている家では、別の水槽なり、バケツなりを用意して、
転覆病になっている金魚のみを、別で管理するようにします。


また、少しずつ水温は上げてあげると良いようです。


人間と同じように、お腹を温めると、消化不良が治ります。
消化不良を起こすと、便が出にくくなったり、ガスが溜まりやすくなりますので、
それを治す目的もあります。


時期としては、秋~冬に多いようですが、私が転覆病を見たのは、5月。
前の年の秋冬に病気になったのかもしれませんが、秋冬以外の時期も、
エサを与え過ぎないようにするなど、予防は行っておくべきだと思います。


先天性の場合は助からない場合も多いようなのですが、後天性の場合の
転覆病は、治る可能性も高いですから、金魚がひっくり返って逆さまになったら、
すぐに転覆病を疑い、正しい方法でケアしてあげてください。



私も、これを知り、即祖父に連絡を入れ、こういう病気があって、
エサを与えすぎていることを伝えました。ひっくり返った金魚さん…、
次に行くときまでには、元気になっていると良いなぁ♪