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私の住んでいる地域(関東)では、節分に「けんちん汁」を食べる習慣があります。
ここ最近の節分を振り返ってみると、節分=恵方巻きのように感じますが、
元々、恵方巻きというのは関西圏の食文化のため、子供の頃は、
”恵方巻き”自体知らなくて、けんちん汁や、鰯が定番でした。


なぜ、関東では節分の料理としてけんちん汁を食べるようになったのか?
その由来を調べてみました。


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節分の時にけんちん汁を食べるようになった由来とは?



けんちん汁は、大根、人参、ゴボウ、里芋、こんにゃく、お豆腐などを、
一旦炒めてから煮込む汁物です。ごま油で炒めたものを汁にするので、
油分が入り、寒いこの季節にはピッタリの料理です。


調べてみると、関東におけるけんちん汁というのは、節分以外にも、
恵比寿講の時など、寒い時期の行事に食べられる習慣が多く、
節分だからけんちん汁、というよりは、冬の行事のお供として、
暖かい汁物を…と、けんちん汁が選ばれている、というのが由来です。



・けんちん汁の発祥の由来



けんちん汁の発祥の由来は、2説あります。


1つ目は、中国より伝わったケンチュンと呼ばれる料理です。
肉も魚も使わない料理だったとされ、けんちん汁と同じです。
この”ケンチュン”が、けんちん、に変わっていったとされています。


もう1つの由来としては、建長寺(けんちょうじ)というお寺の精進料理です。
けんちん汁は、このお寺の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、
崩れたお豆腐や、あまりの野菜を使って美味しい汁物を作ったもの、
建長寺の建長汁から、けんちん汁ができたと言われています。


・豚汁とけんちん汁の違いは?


どちらも見た目や、使用する野菜はとても良く似ていますが、
一番の大きな差は、豚肉を使用しているかどうかです。
けんちん汁は、肉も魚も使っていない料理になります。


また、けんちん汁は先述の通り、一度食材を油で炒めてから汁にします。
ここも大きな差の一つだと言えるでしょう。


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節分の日のメニューは?その他の料理も紹介


ここ近年は、「ブーム」とも言えるほど、恵方巻きが広く知られています。
節分の日のご飯メニューの一つには、恵方巻きが欠かせません。
ちなみに、2016年の恵方巻きの方角は、南南東です。


鰯は、塩焼きにするのが一般的です。
塩焼きにした時の煙が、害虫駆除や、厄除け、鬼を追い出すとして、
古くから節分の定番料理となっています。


ここからは、私も今回調べてみて初めて知ったのですが…
「そば」や「くじら」を食べる習慣もあります。


くじらを食べる習慣は、西日本、とくに山口県で広まっているようです。
大きいくじらを食べることによって、「志を大きく持ち、広い心で接する」など、
幸福を得られるとされています。


なかなか関東では、節分の時に大々的にくじらを販売していませんが、
山口県のスーパーへ行くと、たくさん売られているのかも知れませんね。


最後に「そば」です。これもまた、初耳学です。


そばを食べる由来は、大晦日に年越しそばを食べるのと同意でした。
と言うのも、古くは節分が大晦日とされていたからなんです。


昔の日本は、立春=一年のスタートでした。
立春というのは、節分の前日を指しますので、元旦の前の日、
つまり、大晦日です。


年越しそばを食べると、長寿祈願や、健康祈願だけではなく、厄除けや、
金運がアップすると言われていますから、節分料理としてもぜひ、
取り入れたいものですよね。


2016年、我が家の節分メニューは、コレで決まりです★
ちょっとくじらは用意出来そうにないですが、恵方巻きと、おそば、
いわしの塩焼きに、けんちん汁、後は、豆です。


子供のいる家庭では特に、節分を楽しみにされていると思うので、
けんちん汁を含め、料理の方も頑張らなきゃ♪ですね。