
6月に入ったのに、鼻水・くしゃみが出る、目がかゆい…
スギ花粉症、ヒノキ花粉症は終わったのに、まだ花粉症なの…?など、
6月に入ってもなお、”花粉症”の症状の出る人がたくさんいます。
6月に出る、鼻水・くしゃみなどの花粉症に近い症状は何なのでしょうか?
6月の鼻水・くしゃみは風邪?それとも、花粉症?
6月はまだまだ”季節の変わり目”と言える時期です。
気温的にはだいぶ落ち着き、肌寒いと感じる日は少なくなりますが、
梅雨で雨が多いこともあり、風邪をひきやすい時期ではあります。
そのため、6月の花粉症に似た症状は風邪である可能性もあります。
花粉症の症状と、風邪の症状は非常に似ているので間違える人も多いです。
しかし、多くの方は、風邪ではなく、「花粉症」なのだと思われます。
日本には、スギ花粉症、ヒノキ花粉症の他にもたくさん花粉症を引き起こす樹木や草木があります。
6月はもちろんのこと、もっと暑くなる猛暑の時期も、秋口も12月頃も、
常に花粉症に悩まされている人がいるのです。
6月に考えられる花粉症とは?
スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散時期はほぼ同じで、6月中旬頃までは飛散します。
そのため、スギ花粉、ヒノキ花粉は終わったんじゃないの?と思っている人も居ますが、
まだ、スギ花粉、ヒノキ花粉に反応している可能性も考えられます。
ただし、この時期はもう”終わり”の時期なので、飛散量は多くありません。
6月なのに、鼻水・くしゃみなどの症状が強く出ている場合は、
他の花粉に反応している可能性も高いです。
考えられる花粉症は、シラカンバ花粉症、コナラ花粉症、クリ花粉症、
イネ花粉症、以上の4つです。
まず、シラカンバ花粉症ですが、北海道にお住まいの方に多い花粉症です。
スギ花粉症、ヒノキ花粉症は北海道の人はならないといいますが、
その代わりに、シラカンバの花粉症になるケースがあります。
コナラ花粉症、クリ花粉症は同じブナ科の花粉症になります。
日本全域に樹木があるため、どの地域の人もなる可能性がありますが、
6月に症状がある場合は、だいたい日本の北部地方にお住まいの方になります。
6月になっても出る花粉症の症状、ほとんどの方はイネ花粉症だと思われます。
しかし、樹木ではなく、草木の花粉になるため、近くにイネのない場合は、
あまり花粉症の症状は出ません。
私の家は、栃木県~群馬県の境目なのですが、私はこのイネ花粉症。
スギ花粉症、ヒノキ花粉症も反応しますが、イネの方が強く出ます。
6月には既に症状が出ているので、あなたもこの花粉症かも知れません。
鼻水・くしゃみ・目のかゆみの他、顔や耳の中がかゆいなどの症状があります。
6月にこういった症状がある場合は、イネ花粉症を疑ってみてください。