
黒染めスプレーは、別名「テンポラリーヘアカラー」と呼ばれています。
ヘアカラーなどの毛髪着色料の中でも”一時染毛料”に分類され、
髪の毛を”一時的”に染めることのできるものです。
ヘアマスカラや、ヘアカラースプレー(ピンクや紫、赤、青などに染めれます)、
ヘアファンデーションなども、同じ一時染毛料の仲間です。
黒染めスプレーは、その中でも、テクスチャーが「スプレータイプ」であり、
(エアゾールとも言います)染めた髪の毛を、一時的に”黒”に染めるもので、
学業、仕事、冠婚葬祭などのシーンで良く用いられます。
黒染めスプレーが便利な理由とは?
塗布するだけで、簡単に染めた髪を黒くできるのは、やっぱりメリットです。
TPOに合わせた髪型、服装ってとても大切なことだと思いますので、
こういったものがあるのは、凄く便利だな、と感じます。
シャンプーをすれば、一度で簡単に洗い流すことができますので、
頭髪検査や、お通夜、お葬式など、”その日だけ黒染めしたい”って時に便利です。
黒染めスプレーとは、着色剤が毛髪の表面につくことで染めれるもので、
言わば、コーティングのようなものです。髪の毛の内部には入らないので、
髪の毛へのダメージも少なく、良くあるヘアカラーでの肌荒れもありません。
頭皮に付かず、”髪の毛”だけで完結できるのが良いですね。
黒染めスプレーのやり方・コツはこちらで紹介しています。
簡単ではあるのですが、キレイに仕上げるコツを掲載しておりますので、
お時間がありましたら、ぜひ、読んでみてくださいね。
黒染めスプレーが雨や汗で落ちてしまう…どうすればいい?
先ほど、黒染めスプレーは一時染毛料であり、シャンプーで簡単に落とせる、
と紹介させていただいた通り、水やお湯で簡単に落とせてしまいます。
この手軽さがとても便利ではあるのですが、必然的に、雨や、汗に弱いです。
私も、高校時代は特に…黒染めスプレーのお世話になってましたが、
制服のカラー部分に色が落ちたりと、失敗も何度かしましたね(汗)
やっぱり、一時染毛料なので、汗や雨には負けてしまいます。
が、ちょっとの汗や、雨で落ちるものでもありませんので、なるべく、
濡らさないことが第一ポイントです。ちょっと体育で運動したとしても、
ダラダラ流れ出るように汗をかくわけじゃないのであれば、大丈夫です。
雨も、土砂降りというわけでなければ、傘で十分対応できますよ。
小雨程度ならば、当たっても問題ないくらいです。
襟足や、毛先は必然的に衣服や肌につきやすい場所でもあるので、
そういったところだけ、こまめにチェックしておいたら、より安心です。
よほどの雨の日でしたら、使用は避けたほうが無難ですね。
ワックスや、ハードスプレーの使用は?
冠婚葬祭などの場面では、髪の毛をセットしつつ、黒染めしたい時もあります。
こういった場合は、まず、いつも通りの方法でセットを済ませてしまいます。
ワックスも、何も付けていない、黒染めスプレー前に馴染ませてください。
ハードスプレーについては、つけなくても大丈夫です。
まずは、ワックスなどを使い、髪の毛をセットしてそれから、黒染めスプレーです。
黒染めスプレーは、パリパリに固まりやすいことでも知られていますので、
ハードスプレーの代わりにもなります。
黒染めスプレーをするのであれば、ハードスプレーは軽くてOKだと思います。
ワックス→黒染めスプレーをして、それでも落ちてきてしまう部分や、
気になるところがあれば、その部分だけハードスプレーをすれば良いですよ。
ぜひ、参考にしてみてください。